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はじめての家づくり
いつが建て時?家づくりのベストタイミングを解説!
目次
いつが建て時?家づくりのベストタイミングを解説!
家を購入する際には住宅ローンを組むのが一般的です。住宅ローンの条件は銀行によって異なりますが、多くの銀行で住宅ローンを組めるのは20歳以上65歳未満となり、80歳までに完済となっています。そこで、家づくりのタイミングはいつがベストなのかをパターン別に解説します。
1.「契約者の年齢」から見た家づくりのタイミング
住宅ローンを借りられる最長期間は富山県の金融機関の多くは40年です。
そうなると、40歳まで にローンを組まないと80歳での完済ができなくなり、借入期間は短くなり毎月の返済額は大きくなってしまいます。しかし、80歳で完済は収入面や、健康面により家の住み替えが必要になる場合も考えられます。将来のことも見据えて考えると、40歳より早い年齢で家を購入する方が賢明となります。
2.「子供の年齢」から見た家づくりのタイミング
子育て世代がお家を建てるタイミングはいつがベストか解説します。
妊娠中・乳幼児の時期
子育て世代では、子供を妊娠中・子供が乳幼児の時期にお家を建てるパターンが多いです。
家を購入した人のうち、既婚者かつ子供がいる人に絞って行われたアンケートによると、約33%の人が「子供が乳幼児のタイミング」・約23%の人が「子供を妊娠中のタイミング」に家を買ったと答えています。つまり、子供がいる世帯のうち半数以上が子供が産まれる前後で家を購入していることが分かります。
赤ちゃんが生まれることによる近所への影響や生活スペースの必要性を考えて、理想的な子育て環境や定住を求めた家の購入を求める人が多いことが理由です。
小学校に入学する時期
次に多かったのは、約10%で「子供が小学校低学年のタイミング」でした。子供を早い段階から学校や地域へ慣れさせたい親の気持ちの表れでしょう。
幼稚園や小学校、中学校の義務教育の間は比較的に教育費は安く済みますが、子供が将来の目的を見つけると一気に教育費の割合が高くなります。子供が小さいうちに大きな買い物を済ませておく事もタイミングの一つでしょう。
3.「貯金額」から見た家づくりのタイミング
令和3年度 住宅市場動向調査報告書によると貯金額1500万円前後が、家を購入するタイミングの目安のようです。
家の購入を検討している人に対する調査の結果によると、4人に1人が1,500万円以上貯金してから家を買いたいと考えているようです。また、実際にはじめて家を買った人の自己資金(=頭金)がいくらか見てみると、1,000万円前後であることが分かります。しかし、こちらに関してはお金が貯まるまで賃貸物件の家賃をずっと支払い続けるのはナンセンスな気がします。
参考資料:令和3年度 住宅市場動向調査報告書(国土交通省HPより)
4.「ライフスタイルの変化」から見た家づくりのタイミング
家族構成の変化として子供たちが独立して夫婦だけになってしまった場合はあまり広い家では掃除も大変ですし、使わない部屋も出てくるでしょう。その場合は子供部屋を改装するか、少し小さめの家に買い替える等の選択肢もあります。
5.「金利」からみた家づくりのタイミング
その他に、金利の変動も住宅購入のきっかけになります。
借入金額 | 返済期間 | 金利 | 毎月返済額 | 総返済額 |
3000万円 | 40年 | 0.35% | 約6.7万円 | 3215万円 |
2% | 約9.1万円 | 4360万円 |
金利0.35%の場合
例えば、3,000万円の借り入れ、40年返済の場合、金利が0.35%(令和5年3月北陸銀行3年固定金利)だった場合は毎月返済額 約6.7万円 総返済額 3,215万円なります。
金利2%の場合
3,000万円の借り入れ、40年返済、金利が2%の場合は毎月返済額 約9.1万円 総返済額 4,360万円なります。この差1,145万円を貯めるのに何年かかるのでしょう。住宅ローンの商品によって返済額や総返済額は変わります。貯金額よりも、金利の安いうちに購入するのが得策かもしれませんね。
現在の金利等は各銀行をチェックしたり、専門のアドバイザーに相談することで自分たちの家づくりのイメージがしやすくなるでしょう。
6.家づくりのタイミングに悩んだ場合の対処法
家づくりのタイミングのポイントがわかっても、ご自身やご家族に最適な時期を判断するは難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?今回解説したように、理想の家づくりを実現するためにはタイミングが非常に重要なポイントです。
家づくりのことでお悩みの場合は、経験豊富な専門家に相談するのが一番です。当サイトでは、中立の立場にいる専門スタッフが、複数の住宅会社の中からあなたに最適な住宅会社をご紹介します。さらに、土地探しやお金のこと、将来のことなど、家づくりに関わる疑問や悩みについても、住宅のプロがヒアリングいたします。家づくりでお悩みのことがありましたら、当サイトの無料相談をぜひご活用ください