電話でのご相談はこちら

[受付時間/9:30〜18:30(水・祝日休)]

NEWS

ニュース

はじめての家づくり

注文住宅と建売住宅の違いは何?それぞれの特徴を知って自分に合うものを選ぼう

注文住宅と建売住宅の違いは何?それぞれの特徴を知って自分に合うものを選ぼう

新築一戸建てのマイホームを大きく分けると、「注文住宅」と「建売住宅」の2種類があります。注文住宅と建売住宅は設計や費用、入居までの期間等の特徴が異なるので、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上でご自身やご家族に適した選択をすることが大切でしょう。

 

そこで今回は、注文住宅と建売住宅の違いについて解説します。それぞれのメリット・デメリットについても解説しますので、これからマイホームの取得を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

 

1.注文住宅と建売住宅の違い

注文住宅と建売住宅の大きな違いは、「好きな場所で自由に建築するか、土地+建物の完成品を購入するか」にあります。

 

注文住宅の場合は、自分の好きな土地を探し、好きなハウスメーカー・工務店を選んで自分好みの間取りや設備、デザインなどを考えることができます。自由度が高く、家づくりの計画から完成まで1から参加できるのが特徴です。

 

一方、建売住宅は既に完成されている住宅から選んで購入できます。未完成で販売されているケースもありますが、建築確認を受けた後であることから当初の設計通りに建築されることがほとんどでしょう。完成されている住宅を実際に見てから購入できること、比較的早く入居できることが特徴です。

 

 

次の項目からは、注文住宅と建売住宅の特徴をメリット・デメリットに分けて解説します。ご自身やご家族のライフプラン等によっても選択の仕方が異なるので、それぞれの特徴を踏まえてどちらが向いているか考えてみてください。

 

2.注文住宅の特徴とメリット・デメリット

ここでは、注文住宅のメリット・デメリットや注文住宅に向いている人の特徴について解説します。

 

注文住宅のメリット

注文住宅の大きなメリットとして、自由度が高く自分好みの住宅にしやすいことが挙げられるでしょう。好きなハウスメーカー・工務店を選び、間取りや設備、外装・内装等をカスタマイズして世界に一つだけの住宅にすることも可能です。家族構成や生活スタイルにあわせた暮らしやすい住宅を実現することもできるでしょう。注文住宅の場合は土地探しから始めるので、好きなエリアで気に入った土地を選べることも魅力の1つです。

 

また、家づくりの計画から完成まで1から参加できることも注文住宅ならではのメリットでしょう。建築している様子をリアルタイムで見ることができるので、完成した住宅に愛着がわきやすいといえます。

 

注文住宅のデメリット

注文住宅の場合は土地探しやハウスメーカー・工務店選び、間取りプランの決定など決めることが多いので、時間と労力がかかります。土地探しから始める場合、マイホームの完成までに1年以上かかることも珍しくありません。

 

また、注文住宅は自由度が高い分、費用が高くなりやすい特徴もあります。予算内に収めたい場合は、優先順位を付けて取捨選択していく必要があるでしょう。

 

注文住宅は完成するまで実物のイメージがしにくいことも特徴の1つ。イメージと完成品とのギャップを少なくするためには、家具の配置や生活導線を図面に書き込んだり、建築例を実際に見に行ったりして、イメージを具体的なものにしていくことが大切です。

 

注文住宅が向いている人

・デザインや性能、間取りなどにこだわりたい人

・家づくりにかける時間に余裕のある人

・好きなハウスメーカー・工務店を選びたい人

・既に家を建てるための土地がある人 など

 

デザインや性能、間取りなどにこだわりたい人、家づくりにかける時間に余裕のある人は、注文住宅が向いているといえるでしょう。また、既に土地のみ所有している人も注文住宅がおすすめです。間取りや設備などをある程度決められた選択肢の中から選びたい人は、セミオーダーの住宅も検討してみてください。

 

3.建売住宅の特徴

ここでは、建売住宅のメリット・デメリットや建売住宅に向いている人の特徴について解説します。

 

建売住宅のメリット

建売住宅の場合、基本的には既に完成された住宅を購入することから追加の費用がかかりにくい特徴があります。土地と建物がセットで販売されていること、同じような住宅をまとめて建築していることから、注文住宅よりも手頃な価格で購入しやすいメリットもあります。

 

また、建売住宅は完成している住宅もしくは完成予定の住宅であるため、注文住宅と比較すると契約から入居までそれほど時間はかかりません。決めることが少ないので打ち合わせの回数も少なく済み、手間がかかりにくいこともメリットでしょう。

 

建売住宅の場合は、完成された住宅を実際に目で見て、暮らしをイメージしてから購入の判断ができます。注文住宅と比べると、購入後にイメージとの違いが起こりにくいといえるでしょう。

 

建売住宅のデメリット

建売住宅は多少のカスタマイズができる場合があるものの、選択肢が限られていることが多く、注文住宅と比較すると自由度は低い特徴があります。また、設備などのグレードが低~中程度であることが一般的です。

 

建売住宅は万人受けしやすい「一般的な住宅」となることが多いため、オリジナリティに欠けて個性が薄いと感じる方もいるでしょう。同じ場所に何棟かまとめて建てられることが多いため、似たような外観の住宅が並ぶこともあります。

 

建売住宅は土地と建物がセットで販売されているため、好きな土地を選べないデメリットもあります。希望するエリアに建売住宅がない場合は、土地から探して注文住宅として検討することになるでしょう。

 

建売住宅が向いている人

・間取りやデザイン等のこだわりがなく一つ一つ決める手間をかけたくない人

・新築一戸建てを安価で購入したい人

・完成された住宅を見てから購入を判断したい人

・すぐに入居したい人 など

 

建売住宅はより多くの人の選択肢に入りやすいように、無難なデザインと一般的な間取りになっていることがほとんどです。間取りや設備、デザイン等にこだわりがない人や家づくりで1から色々決めることが面倒に感じる人、完成された住宅を見てから購入を判断したい人などは、建売住宅が向いているといえるでしょう。

 

ちなみに、新築にこだわらない人は、ハウスメーカーや工務店がモデルハウスとして使用していた住宅を購入する方法もあります。「すぐに入居しなければならない」などの事情がなければ、注文住宅と建売住宅の違いにこだわらずに探してみるのもよいでしょう。

 

4.まずは家づくりのプロに無料相談してみよう

今回解説したように、注文住宅と建売住宅にはそれぞれメリット・デメリットがあります。デメリットの考え方によってはメリットになることもあるため、まずはご自身やご家族が希望する住宅を具体的に考えることが大切です。ご家族で十分に話し合い、譲れない条件や優先順位を明確にしていきましょう

 

注文住宅と建売住宅のどちらにしようか悩む方は、家づくりのプロへの相談がおすすめです。当サイトでは、中立の立場にいる経験豊富な専門スタッフが理想の家づくりをサポートしています。あなたのご予算や希望に合わせて、資金計画のご提案から住宅会社の紹介、土地の選び方などをアドバイスします。

 

なお、当サイトの相談は無料です。富山市でマイホームを考えている方は、この機会にぜひ家づくりのプロに無料相談してみてください。

 


執筆ライター

小花 絵里(おばな えり)

Blog:https://www.erix.work/ https://obanaeri.com/

保有資格:宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/FP2級など

不動産会社・住宅メーカーで働いた経験から、不動産についてわかりやすく解説する不動産ライター。大手Webメディアを中心に多数寄稿しています。